世界で初めてライカMヘリコイドアダプターを作ったHawks Factoryが手掛ける新レンズTSUBASA Tsubame 35mm F2は、オールドレンズの味わいを残しつつ最新技術、最新マテリアルを使用し、私たちの解釈で製品化したレンズです。
1950年代から80年代に発売されたライカMマウントレンズは、開放時のピントが合った部分では、高い解像度を持ちながら、画面周辺部ではオールドレンズ特有の柔らかなボケ味を生みます。また開放絞りから絞り込んでいくことで、ドラマチックに描写が変化するライカのオールドレンズは、今も世界中の人々を魅了しています。
ライカMマウントレンズは小さいことも大きな魅力です。6群8枚レンズという構成で、いかに収差を減らすかが最大の課題でした。日本のレンズ製造・研磨技術によりレンズ1枚1枚の性能を極限までに追い込み、精緻に組み上げることで個性ある1本に仕上げました。私たちは、単に最新の技術で高解像度レンズを作るのではなく、往年の銘レンズのような味わい深く個性のあるレンズ描写を目指して設計しています。
ライカの銘オールドレンズに見られる個性を再現するには、非常に高い精度の光学レンズを製造・研磨する必要があります。3年の開発期間と日本のレンズ製造・研磨技術を利用することで、私たちが解釈した個性を持つ新しいライカMマウントレンズTSUBASA Tsubame 35mm F2が完成しました。
鏡胴にも力を入れています。鏡胴設計は、Hawks Factoryが最も得意とする分野です。フォーカスリングのヘリコイドは自社設計です。長年蓄積された技術から高精度な加工を実現しています。金属製鏡胴を利用することで、高い堅牢性と高精度を併せ持った、長期の利用に耐える設計となっています。
Hawks Factory Tsubasaシリーズは、オリジナル設計で往年のライカMレンズに準じた構成をシリーズ化します。ライカへのオマージュを表明しながらも、レンズガラス選択から鏡胴デザインまで、すべてオリジナルで開発し、現代の動画ユース等にも対応した設計となっており、最新先鋭レンズでありながらオールドレンズの個性を持つ製品を提供します。
小さく簡単に素早く使える内蔵式のフードを採用しています。フードを内蔵しています。指で引き出し回してロックできます。フードを出すことで太陽光などのフレアを低減させることが可能です。
型番 |
TSUBASA Tsubame 35mm F2 |
---|---|
焦点距離 |
35mm |
絞り値 |
F2 ~ F16 |
最短撮影距離 |
0.65m |
レンズ構成 |
6群8枚 |
画角 |
58.4° |
絞り羽根 |
14枚 |
フォーカス |
マニュアル |
フィルター径 |
52ミリ |
重量 |
320g |
マウント |
ライカM |
絞り開放、フォーカス部、画面中心では、非常に高い解像度を持ちながら、画面周辺部では柔らかなボケ味があり、誰もが魅了されるオールドレンズの個性を楽しめるレンズを再現しました。